現代、インターネットで検索すれば不妊手術に関する情報はたくさん入手できると思いますので、ここでは当院の考え方をお知らせしようと思います。
当院では、原則として犬・猫ともに早期の不妊手術をお勧めしています。
よく、健康な体にメスを入れ本来あるべき臓器を取り去るというのはやりすぎだという意見を聞きます。
しかし、犬も猫も本来群れで生活する習性を持つ動物であるにもかかわらず、人と生活をともにし、ほぼ単独で飼育されているという状況そのものがすでに「不自然」な状態であると思います。
言い過ぎかもしれませんが、発情が来ても交配することなく過ごすということと、交配することがない(もしくは望まない)から不妊手術を行うこととでは、「不自然」という点ではどちらも同じことだと思います。
そうであれば、その動物の一生を預かる飼主の責任として病気の確率を下げることができる手術を受けることは、少し大げさになりますが飼主の「義務」とも言えるのではないでしょうか。
また、望まない妊娠により生まれてくる小さな命を犠牲にすることも減らすことができるでしょう。
手術による命の危険性は、「0」ではありません。しかし、麻酔管理や麻酔薬、手術手技など細心の注意を払うことでこのリスクをぐっと下げることができます。
不妊手術に対する疑問・ご相談などあればお気軽にご相談ください。